僕と誰かの日常の記録/妄想文章

個人的なブログ。永遠のど素人が一級建築士試験を受けてみた。小説や映画の感想。思いつきで書く創作的文章など。

一級建築士学科試験当日の心得(大丈夫、僕の場合は)

一級建築士学科試験が、週末に行われます。
僕が受験当時に心がけた、(私的な)当日の心得をまとめてみようと思います。


一、自信が揺らいだからといって、まるばつを土壇場で変えてはいけない!

はい、これはもう絶対です。
不思議なもので、時間ギリギリで書き直したマークシートが合っている確率は恐ろしく少ない。
なぜか。
ここに至るまでにさんざんやってきたはずです。
そんなあなたが直感にせよなんにせよつけた初めのマークは、合っている確率の方が高い。
本番という特異な状況が精神的な動揺を呼び込んだとしても、消極的な理由で安易にマークシートを書き換えるべきではない。
と、僕は自己の経験を踏まえてそう思います。心から。


一、法規は得点が固いところから攻めていく

これはそれぞれやり方があると思いますが、僕の場合は建築基準法を最後に解きました。
どの問題も同じ一点ですから、固いところから確実にとりたい。高さ関係の問題はやはり一番ラスト。手堅く27点を取りました。


一、やはり過去問に一回でも出たものは絶対に取りこぼしてはいけない

過去問レベルは死守です。
そして新規の枝に動揺してはいけません。
今までの努力を信じて、見たことのある問題の正誤が判断出来れば合格は必然くらいの気持ちでいるべきです。その方が試験中の精神も安定します。


一、構造、施工は極限まで粘る

法規とうってかわって、構造施工は時間に余裕があります。そこで、ぎりぎりまで粘ります。
まるばつさんかくなんかを、問題文の横にメモすると思いますが、初見で正誤が判別できなかったものは安易にまる、ばつを書きません。さんかくだけ。先入観が邪魔すると悪いので、確信した時しか書きません。そうやって時間ぎりぎりまで考えます。
途中退室は論外だと思ってます。このハードな試験で与えられている時間を精一杯使わないなんて、もったいない。
そして極限まで頭を追い込んだとき、何かが覚醒することもあります。ええ、僕は大真面目です。


一、チェックの時間は5分くらいとりたいです

これは法規限定かな…。時間ギリギリになった場合、マークシートのチェックなどに時間を割くか否か。チェックしない場合の試験終了後、不安に苛まれるだろうことを考慮して、一問を捨てて諸々のチェックの時間に充てました。これは自分の性分です。


僕自身、一点に泣いたこともあり、過酷な試験であることは身を持って体験しています。
だからこそ、悔いのない試験当日を迎えてほしいと祈っています。

試験のあとで笑いましょう。