僕と誰かの日常の記録/妄想文章

個人的なブログ。永遠のど素人が一級建築士試験を受けてみた。小説や映画の感想。思いつきで書く創作的文章など。

2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧

製図試験に絶望した受験後に、中村文則『何もかも憂鬱な夜に』を読んだ。

一級建築士設計製図試験あるあるですが、学科試験と違い結果がはっきりとわからないために、かえって本試験受験後の方が精神的に辛かった、なんてことがあります。 僕もご多分に漏れず、精神的ダメージを負ってしまった一人でした。その日は休日でしたが、家…

二年目の設計製図、三月の憂鬱。

去年の春だった。僕は、とぼとぼと学校までの道を歩きながら、自分の足が地面をしっかりと踏み締められていないことを自覚していた。 精一杯、全力で挑んだ製図試験に落ちてから、エスキスをする気分にもなれず、かといって仕事に没頭するでもなく宙ぶらりん…

製図とペンだこ

製図試験が終わってから、製図試験用の文房具で普段使いできるものはそのまま自宅で使用している。そのなかでも、そのペンがふと視界に入る度に、試験の紆余曲折を思い出して感傷的な気持ちになるものがある。 そのuni アルファゲルのシャープペンシルは紛れ…

年齢を重ねてよかったと思うことひとつ。

TVをつけたらあのCMでたまたまスピッツの曲が流れていたからだった。久々に、懐かしい音楽を聴きたくなった。あの頃、僕はまだ中学生だった。CDが縦長のパッケージだった時代。B'zや当時売り出していたglobeなんかの音楽を、ヒットチャートに出ている順に手…

ぼんやりとしか見えない。

僕は目が悪い。特に目を酷使している自覚はなく、でも、裸眼ではTVの画面の中の綾瀬はるかの顔もぼやけてしまう。長澤まさみだって石原さとみだって等しくぼやけてしまう。 天気のいい日に遠くの緑を眺めたりして目を休めて、これですこしはよくなるかなぁな…