僕と誰かの日常の記録/妄想文章

個人的なブログ。永遠のど素人が一級建築士試験を受けてみた。小説や映画の感想。思いつきで書く創作的文章など。

さあ、始めようか(tofubeatsのRUNを聴きながら決意する)

ここで僕の近況を久々に。

コロナウイルスの影響で受注は絶望的になった2020

本当に状況がまずくなった頃、
ウェブサイトを刷新してインターネット上でのアピールに勝負を賭けようと動いた。
どうにもこうにも、そうしないことには顧客との接触の機会がない。モデルハウスにリアルなお客様が飛び込みで来てくれた時代はもう来ないと思おう。腹を括ろう。

それが奏功した。
PRしたいポイント、自社の強みをとらえてしぼって打ち出してみた。
そんな家を建てたいと思うお客様から、ぽつぽつと反響が来るようになった。
来られる方がこちらに何を期待しているのかすでにわかっているので、僕はただ自分の得意料理を集中して丁寧に作れば良い。集客のために始めたことだったが、いろいろな副産物も生まれた。

それから現在に至るまで、設計と真摯な応対(手前味噌だけれど。自分にも数少ない長所というものはあると信じたい)を気に入ってくれたお客様からの仕事の依頼はコロナ禍以前と変わらないところまで、いや、気持ちばかり増えた気もする。




と、

しかし無常にも、
そこからのウッドショックは訪れる。

依頼は来るがこなせない。



ところで僕は成長したと、思う。

一級建築士の資格を取得してから、地道にやってきたことが花開いた感があった。
しかし、相変わらず順風満帆とはいえないこの状況はどうだ。
ハードだ。


『ぼやぼやしてる間に時間だけが過ぎた』


そんな感覚を強く持っていた。
コロナの前からだ。


巻き返しの時だ。

悪いことばかりではない。

不要な風習、無用の業務ロスなど、今までの自分にとって逆風だったものでどうしても既得権力によって変えられなかったものが急速に見直されつつある。

僕はこのコロナの時代を逆手に取って何かを変えていかねばならない。

逆襲だ。

僕は僕の時間を取り戻す。


這いつくばっても、最後は笑うと決めているのだ。